コロナショックの影響により厳しい経済状況が続いていますが、この混乱が収束すると日本の景気が回復するという判断はかなり楽観的です。
以前、こちらの記事でもご紹介しましたが、かりに新型コロナウイルスの感染拡大がなかったとしても今後、日本経済が不景気に突入する流れはすでに存在していました。

そんな状況の中、様々な理由により新たな環境に身を置き活躍をしたいと思っておられるミドル世代にとって大きな壁となるのが「転職」でありその成否を大きく分ける「採用面接」です。
でも、安心してください。
どんなものにもそれに合った対応策があるように、採用面接にもそれなりの対応策があります。
そんな中でも今回は「選考通過率が劇的にあがる必勝法3選」としてすぐにでも実践できる対応策をご紹介したいと思います。
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共通の話題を準備しておく
面接ではあなたの仕事におけるスキルが評価されていることはもちろんのことですが、なかなかその真贋(しんがん)を見極めることは難しいものです。
企業側の採用担当にとってはその真贋を見極めることがメインタスクではありますが、一方であなたの社交性や既存メンバーとの相性なども当然考慮しています。
ある統計では、この社交性や既存メンバーとの相性について、どんな話題であれ面接官と共通の話題で盛り上がった応募者の方が選考を通過する確率が格段に高いというデータがあるようですが、特にミドルクラスの採用ともなると既存メンバーとの相性という点は組織マネジメントにおいて非常に重要なポイントになります。
では、どのようにその相性の良さを伝えるのか?
この対策としてもっとも手軽で効果的な方法こそが「共通の話題」で心のつながりを作ることなのです。

たしかにそのように会話を盛り上げたいけれど、始めて会う人との「共通の話題」なんてどうやって準備すれば良いの?

一見ハードルが高そうに思われますが、この「共通の話題」探しは意外と簡単なんですよ。
さっそくその「共通の話題」を探す方法をご紹介します。
企業の最新ニュース
非常にベーシックな手段ではありますが、やはりその企業が今もっとも関心の高いトピックを抑えることです。
・TVやインターネット上の広告クリエイティブ
・新ブランドのリリース
・新規イベント
・業務提携や資金調達の情報
この他にも様々なトピックがありますが、その多くははやり企業側にとって”自分ごと”であるニュースであるため、少なくとも一定の情報は持っているはずです。
HPやインターネット上で取得できる情報をしっかりと収集しておいて、その情報の裏にあり得そうな話題をしっかりと準備しておくと会話が弾むどころか、企業に対する理解の深さや事前に準備ができる素養があることのアピールにもつながります。
面接官との接点
じつは先ほどご紹介しました「企業の最新ニュース」よりもさらに効果が高いトピックがあります。
それは、「面接官との接点」を話題にすることです。
面接のスケジュールが決まると、どのような方が面接官をされるのかという情報を伝えてくれる企業が増えてきていますが、もしそのような情報がなかったとしても、多くの場合以下のような方々が面接官として臨席されるケースが多いです。
・応募職を統括している部署の責任者(営業課長や部長など)
・執行役員
・経営層
これらの方々の肩書をよりどころに、SNSで個人アカウントを検索しましょう。
特に年代が高めであったりビジネスでSNSを利用されている場合、情報量が多いSNSはFacebookです。
彼ら・彼女らがどのような学歴やキャリアを積んできた人なのか、日々どのようなことに関心をもっているのかといったことはもちろんのこと、どのような趣味をもっているのか?といった情報なども手軽に手に入れることができます。
例えば僕はゴルフはしませんが、仮に想定される面接官の趣味がゴルフだと分かった場合、プライベートについて聞かれた際には、

これまでなかなか機会がなかったのですが、少し落ち着いたらゴルフを始めてみたいと思っています。
ビジネスにも通じるスポーツだとも言われているので最近とても興味を持ち始めています。
といったような話題をふれば、ゴルフ好きの人などは待ってましたとばかりにゴルフの魅力を語ってくれたりします。

是非こんど機会があれば一緒にラウンドしましょう!
といったような会話になれば、それだけで距離感が縮まりますし、あなたが入社した後の楽しみを与えることもできます。
実際こういった話題は仕事上の知識やスキルの評価にはまったく関係ありませんが、「この人と一緒に仕事をすると楽しくなりそうだ。」という印象を持ってもらえることになりますので、非常に有効な会話になるケースが多いのです。
具体的に貢献ができるポイントを準備しておく
ミドルの転職では、「成長」や「努力」といった未来への可能性よりも即戦力としての「結果」が求められます。
社会人としてのキャリアが長ければ長いほど、語ることのできる実績やスキルはたくさんありますが、「何でもできる」は「スペシャリティがない」という捉え方をされてしまうリスクがあります。
まずは応募をしている求人枠で求められている知識やスキルをきちんと整理して、その要件に対して”具体的”にどのような形で貢献ができると考えているのかをしっかりと語れるようにしておきましょう。
そして、可能であれば、そのポイントに加えて「マネジメント力」をアピールすることが大切です。
なぜなら昨今は様々な契約形態での組織設計が増えてきていますし、コロナショックの影響によって出勤を必須としないリモートワークが常態化しつつある企業が増えてきているからです。今後確実に組織のパフォーマンスをあげるための「マネジメント」のハードルは高くなりますし、企業にとって大な経営課題になることは間違いありません。
まさに、ミドル世代のこれまでの経験や実績が活かせる大きなポイントであると言えますね。
見た目に箔をつける
最後に、意外だと思われるかも知れませんが、ミドルの転職ともなると見た目の「箔」はとても重要です。
よく「人は第一印象で8割が決まる」と言われますが、面接においても同様です。
さきほども述べましたように、ミドルの転職では「成長」や「努力」などは要求されず、即戦力としての「結果」が求められます。そして、履歴書や職務経歴書を確認したり、面接での様々な質問を通じてその実力を見極めようとされる訳ですが、やはり見た目の「箔」もその一つの情報源となります。
決して”超”がつくほどのものを準備しろという訳ではありませんが、どんなものを身につけているのか?という情報は過去の実績の現れになります。
生地やシルエットにこだわったスーツやステータスの現れとも言える腕時計・ビジネスバックなど、それなりに「箔」が感じられるものを準備して面接に臨みましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
コロナショックによりますます厳しい不況を迎えつつある日本経済ですが、こんな時こそ経験豊富なミドル世代の出番です。
これまでの経験や実績をしっかりとアピールしつつ、組織の中心としての活躍の一歩をつかみ取りましょう。
この記事が皆さんの素晴らしい転職のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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