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ユダヤ人はなぜ経済界の中心にいるのか?

History
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新型コロナウイルスによる世界的な混乱の中、著名な投資家や実業家の動向は今後の経済の流れをみる上でとても参考になりますよね。

なかでも、その言動が経済に大きく影響を与えると言われている世界三大投資家の1人がジョージ・ソロス氏(他の2人はウォーレン・バフェット氏とジム・ロジャース氏)なのですが、彼はユダヤ人としても有名です。

現在のIT業界をけん引しているGAFAの中でも、Googleの創業者であるラリー・ペイジ氏やFacebookの創業者であるマーク・ザッカーバーグ氏など、経済を語ると必ずと言って良いほどその中心にはユダヤ人の存在があります。

 

ユダヤ人って、何となく世界経済を裏で操っているような印象があります。

 

そんな風に感じておられる方も多いのではないでしょうか?

 

こじのび
こじのび

ユダヤ人が資本主義経済に強いことは間違いなさそうですが、これにはそれなりの歴史的な背景があるんですよ。

今回はその理由についてご紹介します。

 

 

■この記事を読むと・・・
・ユダヤ教とユダヤ人について理解が深まる
・キリスト教との関係が分かる
・ユダヤ人と資本主義経済との繋がりが分かる
・ユダヤ人が優秀だといわれる背景が分かる

 

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ユダヤ人の始まり

一般的に使われている「ユダヤ人」という言葉ですが、実は明確な民族が存在する訳ではなくユダヤ教を信じる人たちすべてを「ユダヤ人」と呼びます。

 

ユダヤ人のルーツ

ユダヤ人のルーツは、紀元前1500年頃からシリア・パレスチナ地方で活動を始めたセム語系の民族であるヘブライ人だとされています。

ヘブライ人は、当時その一帯を支配していたエジプトによって奴隷として虐げられていました。

そこに現れたのが指導者であるモーセです。

 

ユダヤ教の成立

ユダヤ教の成立は紀元前1280年頃とされていますが、これは旧約聖書に書かれている出エジプト記に拠るものです。

出エジプトと言えば、指導者であるモーセが脱出のために海を割ったり、シナイ山で神であるヤハウェから授かったとされる十戒などが有名ですよね。

その後ヘブライ人たちは、神ヤハウェと十戒をはじめとした様々な契約を結ぶことになるのですが、これによって神ヤハウェを信仰するユダヤ教が誕生することとなりました。

 

各地に散らばったユダヤ人と支えになった選民思想

選民思想の誕生

指導者モーセによる出エジプトによって自由の身となったユダヤ人たちは、神ヤハウェを王とした王国を作り平和に過ごしていました。

しかし、そんな日々も長くは続かず、メソポタミア地方のバビロンを首都とした新バビロニアという帝国の侵略を受け、その支配の下、再び虐げられる日々が始まります。

新バビロニアではユダヤ教の信仰は禁じられていましたが、この過酷な環境下においてもユダヤ人たちは神ヤハウェとの契約を守り抜きます。このような背景から、ユダヤ人は自分たちだけが選ばれた民であり、ユダヤ人だけが救われるという「選民思想」を持つようになりました。

 

異質な存在とされたユダヤ人

その後、神殿や土地を奪われたユダヤ人たちは各地に散らばっていくことになりますが、この選ばれし者という「選民思想」は他の人々からは異質な存在として捉えられ、あまり良い印象をもたれませんでした。

このような経緯から世界中でユダヤ人を良く思わない人が増えていきますが、ユダヤ人たちは戒律を守ることで自分たちの存在価値を示すようになっていったようです。

 

キリスト教の誕生とユダヤ教との違い

キリスト教の誕生

キリスト教はもともとユダヤ教の一派から始まりました。

ユダヤ教では「やがて救世主が現れユダヤ人を救ってくれる」と信じられていましたが、そのような中で現れたのがイエス・キリストでした。

様々な奇跡を起こし、人々に癒しを与えたイエス・キリストに対して、生活に困窮していた人や悩み苦しむ人の中から、「イエスこそが救世主なのではないか?」と考える人たちが出てきました。

このような人々が次第にイエスそのものを神様として信仰するようになり、キリスト教が誕生しました。

 

キリスト教とユダヤ教との違い

イエスはユダヤ教徒の親から生まれたこともあり、イエス自身も当初はユダヤ教徒でしたが、その厳しい戒律に対して疑問を持っていました。

ユダヤ教では、戒律を守ることが救われる唯一の手段だと考えられていましたが、「本当にそうなのか?」「戒律を守らなければ救われないのか?」と考えていました。

そんな経緯から、「信じるものはみな平等に救われる」という考えを説くようになります。

キリスト教がユダヤ教とは異なり多くの人たちに受け入れられた理由がここにあります。多くの人々にとってキリスト教は非常に信仰がしやすく異質なものとは捉えられにくかったようです。

 

キリスト教との因縁

イエスの死とユダヤ教徒

ヨーロッパはその後、キリスト教中心の社会となっていくのですが、キリスト教を信仰する人たちがどんどんと増えていく中、昔ながらの信仰を行っていたユダヤ教徒はその状況を快く思っていませんでした。

そして、ユダヤ教徒はその当時の支配国であったローマ帝国に告げ口をします。

その内容は大まかに言うと、

 

イエスが貧しいものを集めて何か怪しいことをしている。ローマに対して反逆をもくろんでいるのではないか?

 

といったもので、国内の治安を最優先に考えるローマ帝国にとって危険分子である「政治的煽動者」としてイエスを認識をさせることに成功しました。

この結果、イエスはローマ帝国によって十字架に磔にされ処刑されることになるのですが、この事件が致命的な要因となりキリスト教徒はユダヤ教徒を恨むようになりました。

 

キリスト教からの迫害

イエス亡き後もキリスト教の布教は進み、正式にローマ帝国の国教となります。

ローマ帝国は国教であるキリスト教以外の宗教や宗派を禁止しましたが、このような背景のもと、キリスト教は以前から恨んでいたユダヤ教を迫害するようになります。

その後ローマ帝国は崩壊してしまいますが、ヨーロッパの各国はキリスト教を信仰するようになっていきました。

これにあわせてユダヤ人はどの国においても迫害される対象となり、職業を自由に選択することもできなくなってしまったようです。

 

ユダヤ人と経済の繋がり

職業を自由に選択することができなくなったユダヤ教徒は、キリスト教徒がやらない仕事として主に金融業に携わるようになります。

なぜならキリスト教ではお金を使った仕事は卑しいものだと考えられており、金融業は禁止されていたからです。

しかしながら、キリスト教徒にとっても生活を行うためにお金は必要不可欠なもので、多くの人たちがお金の貸し借りを行い、ユダヤ人たちに自然とお金が集まるようになっていきました。

ユダヤ人にお金持ちが多いのは、このような背景があったからとも言えます。

 

その後、資本主義社会が発展してくると、金融業はより大きな力を持つようになります。

そのうえ、ユダヤ人には世界中に散らばったネットワークがありますから、それを活かしたユダヤ人の金融能力は世界経済に大きな影響を及ぼすようになりました。

 

ユダヤ人が何となく世界経済を裏で操っているような印象があるのは、こういった状況があるからとも言えますね。

 

なぜユダヤ人は多くの優秀な人材を輩出できるのか

 

【著名なユダヤ人】
・「相対性理論」のアルベルト・アインシュタイン氏
・「資本論」のカール・マルクス氏
・「精神分析学」のジークムント・フロイト氏
・「嫌われれる勇気」のアルフレッド・アドラー氏
・「現代経営学」のピーター・ドラッカー氏
・「映画監督」のスティーヴン・スピルバーグ氏
・「Dell創設者」のマイケル・デル氏
冒頭にご紹介したジョージ・ソロス氏やラリー・ペイジ氏、マーク・ザッカーバーグ氏に加えて、歴史に名を刻んでいる優秀なユダヤ人には枚挙にいとまがありません。

結果だけをみると当然であるかのような優秀な人物が並んでいますが、ノーベル賞受賞者や世界的な成功者にユダヤ人が多いのは、幼少期からの教育が徹底されているからとも言われています。

「迫害の歴史」とも言える背景をもったユダヤ人たちは、身を守るための生き抜く術として知識や教育を重視してきたのかも知れませんね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

改めてこの記事でご紹介した内容のまとめです。

【まとめ】
ユダヤ人はなぜ経済界の中心にいるのか?
・ユダヤ人のルーツはセム語系の民族であるヘブライ人
・ユダヤ人は迫害の歴史を生き抜いてきた
・ユダヤ人だけが救われるという「選民思想」が支えとなった
・「選民思想」は異質な存在として世界中で敬遠された
・イエスの死をきっかけにキリスト教からの迫害の対象となった
・キリスト教で禁止されていた金融業に携わることで経済への影響力をもった
・生き抜く術として知識や教育を重視してきた
・多くの優秀な人材を輩出しているのは多くの困難を乗り越えた努力の結果

 

この記事でお伝えしたかったことは、宗教や民族の肯定でも否定でもありません。

思い込みや感覚的に世の中を捉えるのではなく、歴史を振り返り、事実を正しく見つめることで何を思い、現代社会の一人ひとりがそこから何を学んでどう活かしていくのか、ということが重要なのではないかという思いをお伝えしたかったのです。

是非皆さんにとって未来に向けた何かの気づきのきっかけになればうれしいです。

 

この記事が皆さんの素晴らしい未来へのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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